平成23年5月28日に松島総合センター「アロマ」の視聴覚室において今年度第1回目の市民健康講座が行われました。
今回は、当院診療部長兼循環器内科部長の脇田富雄先生による『上天草市における透析患者の特徴と慢性腎臓病対策』について講演を行いました。
上天草市の人口に対する透析患者の割合が全国に比べて2倍ほど高いこと、慢性腎臓病の原疾患が腎硬化症に多いこと、その予防をするには高血圧にならないようにする、とのお話しでした。
参加者アンケートでは、上天草市の現状がよく分かった。血圧コントロールがとても重要であることが分かった。などのコメントを頂きました。
高血圧の管理、そして毎年健診を受けることが重要なので気になる方は健診を受けてみてはいかがでしょうか。 (k.s)
平成23年5月13日に当院6階講堂にて、講演会『長寿社会におけるロコモティブシンドローム』が開かれ、熊本大学大学院生命科学研究部総合医薬科学部門 運動骨格病態学 教授 水田博志先生に講演していただきました。
「ロコモティブシンドローム」とは、骨や関節、椎間板、筋肉などの「運動器」の障害が原因で日常生活に支障を来し、介護が必要になる危険がある状態のことをいいます。 講演会では、介護リスクを軽減することができるロコモーショントレーニング(ロコトレ)を教えていただきました。《開眼片足立ち、スクワット》 一分間の片脚起立は53分の歩行と同じくらい効果があるそうなので、早速やってみたいと思います。 (k.s)