代謝内科では、毎月第二金曜日の午後1時15分から糖尿病教室を行っています。
2月は糖尿病の飲み薬について、3月はインスリン注射と自己血糖測定器について話をしました。普段の時間の限られた外来では言えない詳しい内容を、なるべくやさしく話しております。
4月は新年度ということで、「糖尿病とは」というテーマでお話しします。4月8日金曜日の午後1時15分からです。糖尿病の現実をお話しします。
一言で言えば、糖尿病が進めば、本人も、家族も、そして国全体も誰も得しないのです。そして、糖尿病が進まないように予防することがしないよりはるかに良い、ということが分かっています。これは本人だけでなく、家族、国全体に通じるのです。とにかく糖尿病が進まないように予防することが大事です。
健康診断で糖尿病と言われた方や糖尿病の治療を始めたばかりの方、まだ始めてないけどどうしようと、と悩んでいる方などにおすすめの内容です。また治療したいけど病院にかかる時間や費用が気になる、という方も一度代謝内科にご相談下さい。
健康と生活、仕事が両立できるような治療を行っていきます。(代謝内科 山城)
勉強会つづきですが、
昨日3月9日当院6階講堂で、「腰痛予防について」の勉強会がありました。
労働安全衛生委員会主催で、当院リハビリ室の川邉理学療法士のお話しでした。
腰痛には、ギックリ腰や慢性腰痛症があり、長時間同じ姿勢をとらざるを得ない仕事の人は、30分に一度くらいは背筋を伸ばしたり、軽いストレッチを行うのが良いというお話しでした。
腰痛の多い職種には、運輸職や看護職があり、看護業務の中で腰痛の原因と考えられるものに、おむつ交換やベッド、車いすなどへの移動介助が多くあるという事でした。
今回は、実際に腰痛体操を指導してもらいました。
腰痛体操の注意点は、無理をせずゆっくりマイペースで行うことだそうです。
多くの職員が腰痛もちだと思います、今回の勉強会を参考に腰痛軽減に努めましょう。(C.Mo)
平成23年2月26日(土)に松島総合センターアロマにて第4回市民健康講座を行いました。
今回は、当院の川邉亮平理学療法士による「高齢者に多い骨折とリハビリテーション」について講演を行いました。
高齢者に多い骨折に、大腿骨頚部骨折、手関節橈骨遠位端骨折や脊椎椎体骨折がある。屋外より屋内で骨折が多く発生しているというお話しでした。
又、引っ掛かりやすい電気コードや滑りやすい敷物等は注意が必要との事。
早期の離床やリハビリで筋力低下や認知症を予防することが大切と締めくくられた。
参加者アンケートでは、とてもわかりやすいお話しで勉強になった。家の中の転倒しやすい場所を確認し予防につなげたいと、ありがたいコメントを頂きました。
平成23年度の第1回目の市民健康講座は、5月に「上天草市の人工透析について」の講演を予定しています。詳細については、具体的に決まり次第当院ホームページや市の広報誌等によりお知らせします。多くの方の参加をお待ちしています。 (C.Mo)