病院ブログ

未分類

上天草地域在宅医療サポートセンターについて
2019.03.20
 上天草総合病院では、県から指定を受け、院内に在宅医療サポート
センターを設置しました。在宅医療が円滑に進むよう、医療・介護・
福祉に従事されている関係者の皆さまをサポートする相談窓口となります。
 熊本県では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、
高齢者が住み慣れた身近な地域で安心して暮らすことができるよう、
医療や介護、生活支援サービスを包括的に提供する
「地域包括ケアシステム」の構築が推進されています。
その中でも、高齢化の進展や地域医療構想の推進に伴う
在宅医療ニーズの増加に対応し、在宅医療の量・質両面の取組を
県内全域で推進するため、県(1箇所)及び地域(7圏域13箇所)の
医療機関等が在宅医療サポートセンターに指定されています。
たとえば、
・通院が難しくなってきたので、訪問診療をしてくれる医師を探している。
・医療依存度の高い方(IVH・酸素・神経難病・がんターミナルなど)が
 退院してくるので、在宅療養のサポートについて相談したい
・頻回な吸引が必要な方を受け入れてもらえる施設の情報が欲しい。
・訪問先の利用者さんの体調についてちょっと気になることがある。
 話を聴いてほしい。・・・・など
在宅医療・介護が円滑に進むための情報提供やお手伝いをいたします。

開設日時:月曜日~金曜日
     (祝祭日及び年末年始は除く)
     午前9:00 ~ 午後4:00
利用方法:電話相談又は面談(要予約)
電話番号:0969ー54ー7373
     地域医療支援課 内


                            (Y.T)






自家発電機入替を実施しました
2019.02.20
 自家発電機入替工事に伴う、停電作業等におきましては、
入院患者さんを始め、住民の方には大変ご迷惑をおかけしました。
自家発電機の老朽化に伴い今回入替を実施しました。
 自家発電機は、台風や災害等により停電が発生した場合に、
自動的に自家発電機に切り替わり、業務が継続できるように
電気の供給を行うものです。もちろん全ての機器が作動できる
ものではありませんが、ある程度の業務継続、救急等に対応できる
ようにしております。
IMG_0916
    当院に設置された自家発電機

 当院は、災害拠点病院に指定されております、この地域の
救急指定病院にもなっております。災害時にも、機能を停止させる
ことがないように日頃より、さまざまな備えを行っている所です。
 入院患者用の食料・飲料水の備蓄も3日間ほどメニューを決めて
備蓄しております。また昨年10月には、市の防災訓練に合わせて、
病院内で災害訓練(傷病者受け入れ訓練)等を実施いたしました。
災害派遣医療チーム(DMAT)も2チームあり、熊本県や上天草市の
災害訓練にも参加し常に訓練を実施しております。
 上天草地域の安心・安全な医療の提供、信頼される地域医療・
病院をめざして、これからも努力してまいりますので、
宜しくお願い致します。
オンライン退院時カンファレンスを実施しました。
2019.01.10
 天草市立御所浦診療所とは海を隔てているため、対面でのミーティングなどによる
コミュニケーションが取りにくい状況でありましたが、昨年の12月27日に
テレビ会議システムを利用しての初めての退院時カンファレンスが行われました。
 参加者は、当院側に患者さん・ご家族・主治医・病棟看護師・薬剤師・管理栄養士・
社会福祉士と、御所浦診療所にかかりつけ医師・看護師の合計9名。それと初めての
試みでしたのでシステムの担当者及び見学者も数名ありました。テレビにお互いの
顔が映ると、まず自己紹介から始まり、事前にファックスしていた資料を手元にして、
内視鏡の写真なども共有しながら有意義なカンファレンスとなりました。
111
222

終了後本人家族より「病院のスタッフだけでなく、診療所の先生や看護師さんも一緒に
集まって説明をしていただけたことで非常に安心できた。」診療所医師より
「TV電話を活用して双方向でやり取りすることで、不明な点もすぐに明らかになり
今後在宅診療をするうえでも非常に有効に感じた。音声も画像も申し分なく
至れり尽くせりで、病院側の準備が大変ではないかと心配です。」との感想を頂きました。
 今後はこのようなテレビ会議システムや天草在宅ネットなどICTを活用する
機会が増えていくことでしょう。大いに利用して連携を密にし、患者さんだけでなく、
在宅医療・介護を支える皆さんの安心に繋がればと思います。


                               (Y.T)
上天草けーな健康フェア2018
2018.12.05

1123日勤労感謝の日に恒例の「上天草け~な健康フェア」が開催されました。

今年も多くの方々に来ていただき賑わうことが出来たようです。
2
県からも車の中で薬の調剤が出来るモバイルファーマシーや天草郡市薬剤師会の皆さん、
熊大の肥後クラブの皆さんそして当院からも多くのスタッフ、看護学校の学生さんに
協力して頂きました。司会の方もわだモンこと和田先生の慣れた進行で進められました。
何所のブースも各々のスタッフさんが施行を凝らし頑張っていました。
3
 一部を紹介しますと、リハビリでは小豆からビー玉位の粒を箸でつまんでお皿に
移すと云うものです。なかなか難しいものですが、補助具の付いた箸では挟めるのです。
又マダニラボの隣の殺虫剤メーカーさんが生きたマダガスカルゴキブリを持ってきており
触ることが出来子供たちがキャーキャーでした。
1
又小学生の発表で有ったらいいなシリーズでは
「すぐなおりテストで
100点がとれる薬」
「さわっただけで、しょうがいもどんなびょうきも・・・なおしてくれるお医者さん」等々

そしてまた今年もくまモンが来てくれ、看護学生の一年生と歯磨き体操のコラボが有り盛り上がりました。

防災訓練を実施しました
2018.11.08

平成301028日(日)に上天草市の総合防災訓練に合わせ、院内でも防災訓練を
実施しました。当院は天草医療圏における災害拠点病院に指定されており、
DMATチーム(災害派遣医療チーム)を2チーム有しています。

今回の訓練は、災害発生後の上天草総合病院BCP計画(事業継続計画)に沿った
対策本部及び各部署・職員の役割分担を確認するとともに、課題を発見し職員の防災意識の
向上等を主な目的として実施し、職員、看護学生併せて
120名が参加しました。

訓練想定は、市の総合防災訓練に合わせた、午前900分頃、南海トラフを震源とする
マグニチュード9の地震が発生し、上天草市では震度
6弱の揺れを観測。
津波警報が発表され、傷病者も多数発生しているとしました。

2

1部の訓練は、市の訓練として、病院1階フロアーにおいてシェイクアウト訓練、
そして津波を想定し、医事課職員が患者役の看護学生を
3階へ避難誘導、津波を知らせる
オレンジフラッグ掲出等の訓練を実施ました。

1
3

2部の訓練は、病院独自の災害拠点病院としての傷病者受け入れ訓練を実施しました。

災害発生後に、脇田病院長が災害対策本部長となり災害対策本部を2階会議室に立上げ、
院内の被災状況やライフラインの確認等においては、職員の役割分担の確認を行いました。

その後災害医療への切り替え宣言を行い、溝部副院長が診療統括本部長となり、
4

トリアージエリア、赤・黄・緑エリアに各担当者を配置し、傷病者受け入れ訓練を
行いました。ほとんどが初めての経験で、連絡や情報共有など戸惑いもありましたが、
時間がたつにつれ本番さながらの緊張感のある訓練となりました。

終了後病院長より、訓練を通じ職員の防災意識を一層高めるとともに災害拠点病院としての
役割を果たせるよう防災への取り組みを行っていくとの訓示がありました。

この地域での安心・安全な医療の提供のために、災害対応能力の向上に努めてまいりたいと
思います。

                                 (C.M)

外来診療
担当医師表
採用情報
上天草市立上天草総合病院