病院ブログ

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平成29年度第2回上天草総合病院地域連携会議のご報告
2017.09.28
今年度2回目となる、上天草総合病院地域連携会議を、平成29年9月21日19時から、
上天草総合病院6階講堂で行いました。
今回は姫戸・龍ヶ岳地区、天草地区の医療福祉関連施設の方々を対象に、
医師や薬剤師、看護師、介護支援専門員、相談員および上天草市福祉課からと
多職種の方々に参加して頂きました。
最初に、当院の地域包括ケア病棟が発足して1年経過したことから、
「地域包括ケア病棟の経過報告」を担当相談員の東矢が報告を行いました。
ケア病棟への入棟は、ほとんどが当院の一般病棟からで、
他院からの転院も数例あったこと。退院した9割の方が自宅退院であったこと。
退院前のカンファレンスや自宅改修のための訪問を行っていることなどが発表されました。
続いて、参加者全員が自己紹介を兼ねて、日頃、当院や地域に対する連携についての
感想や要望を述べて頂きました。
その中で、「病院外での看取り」が地域連携の主要な問題、との指摘があり、
施設における家族との話し合いや、ICTネットワークによる情報の共有化、
遠隔(離島)での死亡確認に関することも討議され、さらなる学習が必要と思われました。
その後、各施設の利用状況(空き状況や待機状態)を報告して頂き、
今回の連携会議を終了しました。
昼間の仕事の後にも拘わらず、多くの方々にご参加いただきました。
有意義な時間となりましたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回は、平成30年1月18日㈭(19時から20時まで、当院6階講堂)を予定しております。
事前にご案内申し上げますので、ご参加のほど、よろしくお願いします。
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                                                                                                                  (M.H)
熊本県視能訓練士の会が開催されました!
2017.09.07
看護学校2階講堂で『 第7回熊本県視能訓練士の会 』が開催されました。
今回のテーマは「 へき地医療 」について。
特別講演は『 へき地医療から考える三歳児健診視覚検査のこれまでとこれから 』
と題し、当院視能訓練士の蕪龍大が講演いたしました。
また教育講演は『 上天草市役所インターンシップでの経験~今後の官学連携の可能性~ 』
と題し、熊本大学大学院の穴井茜先生に講演をしていただきました。
会の終了後には看護学校の食堂をお借りして懇親会も開催いたしました。
当日は天気にも恵まれ、食堂から見える龍ヶ岳の島々と海の大パノラマに、
参加者の皆様がカメラのシャッターを切る音がしばらく鳴りやみませんでした。
本会を通じて、県内各地の視能訓練士の皆様に天草地域の健診業務の現状を
知っていただくと同時に、私自身も自分にできることは何なのか考える良い機会と
なりました。今後も県内の視能訓練士の皆様との交流を深め、連携して、
様々なことに取り組んでいきたいと思います。
本会の開催にあたり、看護学校の先生方をはじめ多数の方々にご協力いただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
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                                (H.K)
メンタルヘルス講演会を受講して
2017.08.30
8月22日(火)臨床心理士安達圭一郎先生より「皆を活かす職場の人間関係」の
題名で講演がありました。
近年、心を病んでいる人が非常に多くなっており職場の上下関係でうつ病を
発症する人が増加しているとのことです。厚生労働省が発表した
「2014 年患者調査」によると、うつ病などの気分障害(気分が正常の範囲を
超えて高揚したり落ち込んだりすることが続くこと)で医療機関を受診している人は
111万6千人とのことでした。
特に都心部に多いようです。うつの症状のスライドが出たときに私もそうだと
思われた方もいらっしゃったのではと思います。大うつ病の診断に(DSM―5)が
有るそうです。講演の中でも私が興味を惹かれたのが
「うつはなぜおこる?」と云うところです。
そこで「バケツ理論」と云うのが話されました。まず根底に「脳の状態」があり、
その上に「幼少期の母子関係」があり、その上に「日常的な労働要因」が
有るというのです。ここまでではバケツから水はこぼれず発症しないのですが、
この上に「人間関係」が乗っかると一部の人では水があふれ出し、
うつが発症すると云うのです。今回の話のメインは「職場の人間関係!」で、
①人間関係が心の健康の鍵であること
②人間関係の質が向上すれば人生の質も向上するとのことでした。
今回は「働きやすい職場環境をつくる上司」というキーワードが多く出てきました。
最後にちょっとした心構えと云うのが有りましたので書き加えておきます。
①一人ひとりが今できる範囲でやれることを誠実におこなう
②周囲が各々の「今できる範囲」を尊重する
③職場は生きていくための糧を得る場であると同時に、
 地域社会に貢献する場でもあることを認識する
④従って、とてもやり甲斐のある場
であることを知るということでした。
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                             (Y.T)
感染症学術講演会と尺八コンサート in 天草
2017.08.30
8月10日、元国立感染症研究所所長で、現在岡山環境保健センター所長である
岸本寿男先生をお招きし感染症学術講演会を開催しました。
岸本先生は以前、当院和田診療部長がマダニ関連の新興感染症の
研究班の班長をされていた時から交流があり、
尺八の師範ということで今回はジャズギター奏者の蓮見昭夫氏と共に
「~時代とジャンルを超えた尺八の詩人~」と題してのコンサート公演もありました。
初日は天草四郎メモリアルホール、当院1階ロビーにて演奏して頂き、
18時から当院にて「最近話題の感染症について、その対策は~特に梅毒の急増について~」
ご講演頂きました。
急増する梅毒、またクラミジア、HIVなどの性感染症の病態や現状そして
岡山県での性感染症を防止する取り組みついて講話頂きました。
若年層への性に関する意識調査や岡山県では「岡山エイズ感染防止対策」
として受けやすい検査、医療機関・保健所等の関係機関との連携、
戦略的な普及啓発について、終了時間が惜しくなる程、興味深くわかりやすい講演でした。
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翌日11日の崎津天主堂にて「音楽と祈りのひととき」と題した演奏では
岸本先生がお持ちの珍しい石の尺八も触らせて頂きました。
岸本先生の巧みな尺八の演奏と蓮見氏の奏でる優しいギターの一体感はとても
心地よく幻想的で空間まで演出して頂きました。
13日は長崎県の浦上天主堂での演奏もあり、
ご多忙のなか天草を楽しんで頂けたように思います。
ご高名なお二方とお会いできたことがとても貴重でした。
「来年も来たい」という岸本先生のお言葉を信じて来年を楽しみにしています。
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                                                                                        (H.M)
接遇優秀者表彰と接遇勉強会
2017.07.20
「お・も・て・な・し」があらゆる所で取り上げられていますが、
病院においても例外ではありません。
当院でも患者サービスや接遇は重要項目で、蓮尾事業管理者も本年度の
病院目標として「挨拶をしましょう」を挙げておられているところです。
TQM(Total Quality Management)委員会におきましても、
職員一人ひとりが日頃より接遇向上を心がけるきっかけづくりとして、
接遇優秀者選出を毎年行っています。
今年も6月下旬に「医師・看護師」「コメディカル」「新人」の
三部門において全職員に推薦投票してもらい委員会で集計し
各部門1位には、7月13日の病院創立53周年記念式典のなかで
病院長より表彰していただきました。
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また、同日の7月13日には天草市民センターにて医療接遇セミナーが
元キャビンアテンダントを講師として開催され、病院からも5名が参加しましたが、
好評で2回目も是非参加したいとの声もありました。
翌週の7月18日には富田薬品医薬営業部次長の西村幸司様を講師に迎え、
病院全体の接遇勉強会を開催し、約100名の職員参加がありました。
基本的な挨拶・表情・態度に加え、職員3名に前に出てもらい笑いも
交えながら電話対応のロールプレイングも行ってもらいました。

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講演内容に「たった一人の職員の対応が、その患者様にとっては病院全体の評価になる」
とありました。職員一人ひとりがそれぞれ接遇力を向上し、
病院を利用される全ての方に満足いただけるように、
今後も委員会活動を進めて行きたいと思います。 
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