平成23年10月1日に熊本テルサにて、第17回熊本県国保地域医療学会が行われました。
開会のあと、昨年の優秀者発表があり、当院から鶴浜香助産師が表彰されました。
今回の第17回熊本県国保地域医療学会では、全29題の研究発表があり当院からは4題の発表がありました。
「内服管理選択フローチャートの改定 ~内服管理選択評価表の実用化を目指して~」
小浦 満寿生 看護師
「外来待ち時間満足度の年次比較 ~アンケートの結果より~」
平岡 啓司 医事課員
「わたしたちの想いをつよくしたのはなにであったか」
坂本 興美 副院長
「当院管理センターと行政との連携の現状と今後の課題について ~住民健診と予防接種事業を中心に~」
松江 文賀 健康管理センター主任
以上、4名が発表しました。
また、当学会にその他50名ほどの職員が(応援)参加しました。みなさんお疲れ様でした。 (K・S)
平成23年9月13日~15日、9月28日~30日、10月4日~5日に天草高校倉岳校、上天草高校、龍ヶ岳中学校の生徒が当院に職場体験のために来られました。
「看護師という仕事はスキンシップやコミュニケーション能力が大事だということを学びました。」
「ありがとうという患者さんの感謝の言葉を聞いて、看護師さん達が笑顔だったのを見て人の役に立つ仕事とはこのようなことなのだと感じました。」
「インターンシップの3日間で学んだこと、感じたことをこれからの勉強の励みとして頑張っていきます。」等の感想をいただきました。
この職場体験を通して、病院や医療関係の仕事に就いてくれるきっかけになれたらと思います。 (K・S)
平成23年9月6日にホテル竜宮で平成23年度上天草医学懇話会が開催されました。
今回の公演内容は一般演題として第一三共株式会社九州支店営業推進部学術推進課の磯村哲郎氏による『地医療連携の現状と問題点』と特別講演として当院循環器部長の脇田富雄医師による『上天草市の透析患者の特徴と慢性腎臓病対策について』です。
一般演題では、地域医療連携のメリットとデメリットをあげながら、地域医療の質を上げるために、開業医と病院の役割分担を行うことの提言がなされました。
特別講演では、上天草市と全国とを比較しながら、上天草市の透析患者の比率が高く、その原因として糖尿病による腎臓病も少なくないがそれ以上に、高血圧による慢性腎不全が多いことを示され、まずは健診の受診率を上げる必要があることを強調されました。
当院では、皆様のご協力の下、さらに地域医療を推進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。
平成23年9月10日(土)に松島総合センター「アロマ」の大ホールで第3回市民健康講座が行われました。
今回は、当院の楠本譲治理学療法士による『転倒予防について』です。
適度な運動や筋トレをすることで転倒による骨折等を予防できること。また、実技を交えての講義でした。
参加者アンケートでは、「実技を交えながらの講演で楽しかった。」「大変わかりやすいお話でした。仕事にも役立てていきたいと思います。」「転倒予防の為には筋トレしたりして柔軟な身体にしておいた方がいいということがわかった。毎日、少しずつでも身体を動かそうと思いました。」などのコメントを頂きました。
適度な運動をすることで健康を維持することができますので、少しずつでも時間をとって体を動かしていきたいですね。 (K.S)
代謝内科では、毎月第二金曜日の午後1時15分から糖尿病教室を行っています。
2月は糖尿病の飲み薬について、3月はインスリン注射と自己血糖測定器について話をしました。普段の時間の限られた外来では言えない詳しい内容を、なるべくやさしく話しております。
4月は新年度ということで、「糖尿病とは」というテーマでお話しします。4月8日金曜日の午後1時15分からです。糖尿病の現実をお話しします。
一言で言えば、糖尿病が進めば、本人も、家族も、そして国全体も誰も得しないのです。そして、糖尿病が進まないように予防することがしないよりはるかに良い、ということが分かっています。これは本人だけでなく、家族、国全体に通じるのです。とにかく糖尿病が進まないように予防することが大事です。
健康診断で糖尿病と言われた方や糖尿病の治療を始めたばかりの方、まだ始めてないけどどうしようと、と悩んでいる方などにおすすめの内容です。また治療したいけど病院にかかる時間や費用が気になる、という方も一度代謝内科にご相談下さい。
健康と生活、仕事が両立できるような治療を行っていきます。(代謝内科 山城)