2024年2月6日に令和5年度第2回院内感染対策研修会を開催しました。今回は、兵庫県赤穂市民病院皮膚科部長の和田康夫先生を講師にオンラインでご講演いただきました。Zoomを利用したハイブリッド開催でしたが、当院の会場には54名の職員とオンラインでは天草地域の医療機関の方々をはじめ36名の方にご参加いただきました。
当院でも集団発生を経験したことがある疥癬について、動画を交えて分かりやすく説明していただきました。その中でも、ヒゼンダニの見つけ方は今後とても役に立つと思われます。疥癬は、潜伏期間も長く、1人でも感染者が発生すると集団発生につながる恐れが極めて高くなります。看護師だけでなく、患者に接するスタッフ全員が疥癬の症状を把握しておくことで、早期発見につながることを期待します。
先日、当院の和田正文先生がマダニの調査を行いました。
その様子を写真にしておりますので、和田先生のコメントと共にご覧ください。
また、今回のマダニ調査はTKUのネットニュースにおいても掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
・マダニによる感染症を撲滅しようとする国立感染症研究所などの研究員がマダニを採取【熊本】(外部リンク)