10月13日(土)牟田公民館にて坂本院長より「認知症の理解と接し方」について1時間の
おはなしをさせていただきました。
午前10時前に地域の放送で案内がながれ、時価には地区のみなさんが
30名あまり出席してくださいました。
おはなしはあっというまに1時間がたってしまいました。
とくに認知症の経過の中でやがれおとずれる歩行困難や食事摂取困難の
時期にたいして病院ではどのような処置がおこなわれているか、
とくに胃瘻の栄養についてご説明しました。
病院にかかる前に、げんきなときに先々、
どのような治療をうけたいか考えてみてはどうでしょうか。
司会は牟田地区、久保氏でした。
牟田公民館のとけいは、廃校になった牟田小学校でつかわれていた大時計です。
講演会のあと、皆さんがつくってくださったおひるごはんを一緒によばれました。
山も海もとてもきれいでした。
8月27日より熊本赤十字病院研修医の早野聡史先生が上天草総合病院にいらっしゃっています。現在の臨床研修制度では、地域保健・医療分野での研修が定められており、早野先生は当院で5週間研修をすることになっております。
日赤病院とは全然違う環境ですが、すぐに雰囲気に慣れて、今では院内に完全に溶け込んでいるように見えます。あっという間に病棟内で自然にオーダリングシステムを触っていました。すばらしい。
当院は日赤のような高度集中治療や専門分野に特化した治療はなかなかできません。しかしながら日常診療で遭遇するいろいろな病気・ケガをいろいろ治療しますし、科同士の連携も大病院よりはしやすいと思います。
胃カメラや胃ろうなど、なかなか日赤ではできないような手技も行っております。
また、船で御所浦への往診も行っております。
早野先生に限らず、日赤の研修医の先生方で、地域医療に興味がある方は是非、当院で働いてみませんか?まずは1年でも。
9月10日から1週間は自殺予防週間です。
9月11日火曜日に松島町にある上天草市保健センターの大会議室で、
上天草市に暮らす私たちに何ができるかを話し合い合いたいという目的で、
24年度自殺対策緊急強化事業にともなう民生委員児童委員研修会が開かれました。
保険センターには上天草市の福祉課の保健師さん、益田さんや杉田さん、
天草保健所の斎藤保健師さんたちの呼びかけで、
会場がいっぱいになるほどのみなさんが集まられました。
その中でお話しした内容が、下の3枚の写真です。
研修会が終わって、私の肩も皆さんの肩もコチコチにかたまっていました。
一同で背伸びして、大きな声をだしてあいさつして、肩のこわばりを和らげて帰りました。
精神科医師 坂本興美