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一般撮影

X線

 一般撮影とは、X線を使って胸部や腹部、あるいは全身のいろいろな部位の骨などの写真を撮る検査で、単純撮影ともいいます。このX線は1895年にドイツの物理学者レントゲン博士によって発見され100余年、以来最も身近な検査として定着しています。博士は、物体を通過する力のある何だか「不思議な線」ということでX線と命名しましたが、その後にドイツ医学会は博士の功績を讃えてレントゲン線と改称し、広く親しまれるようになりました。また通称「ポータブル」と呼ばれる移動式X線撮影装置を用いた撮影は、技師が手術室や病室に出向き撮影を行います。撮影対象はベッド上の安静が必要とされている方、重症の方、感染症の疑いがある方で、撮影の際患者様の体の下にプレートを入れる必要があるため、医師や看護師に介助をお願いして撮影しています。当院ではCR(コンピューテッド ラジオグラィー)を導入しています。CRは従来のフィルム・スクリーンを用いた方法と異なり、デジタル化されたデータをコンピュータ処理し診断に適した画像を提供しています。平成25年5月からはフィルムを無くして、医療用画像管理システム(PACS)を導入し、電子的に画像の保管・管理・参照を行っています。これにより、撮影終了後、直ちに各診療科で画像参照・診断が可能になり、患者様の待ち時間短縮につながっています。

検査を受ける時の注意点
検査を受ける時の注意点ですが、撮影する部位に、金属物・プラスチック・湿布薬等がありますと、写真に写ってしまい、診断の妨げになりますので、撮影前にできるだけ外していただくようお願いします。また検査着に着替えて頂く場合もあります。
外来診療
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上天草市立上天草総合病院