先日、当院の和田正文先生がマダニの調査を行いました。
その様子を写真にしておりますので、和田先生のコメントと共にご覧ください。
天草はマダニ媒介性感染症が多い地域です。日本紅斑熱とSFTSが多発しています。私と国立感染症研究所2人、森林総合研究所1人の先生たちで、マダニ種やステージ(幼ダニ・若ダニ・成ダニ)、病原体保有などを季節変化を調べていきます。どのダニがどのように媒介していくか、わかっていないところが多いので調査しています。天草各地で3日間、白い旗をふり、動物がきたと間違わせ、くっついたマダニを捕獲していきます。多い所では2月にしては驚愕の5分くらいで30匹以上とれています。今後定期的に、天草各地でマダニを調査していきますので、白い旗をふっている人たちをみかけたら、温かく見守ってください(笑)
-
- 和田 正文
また、今回のマダニ調査はTKUのネットニュースにおいても掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
・マダニによる感染症を撲滅しようとする国立感染症研究所などの研究員がマダニを採取【熊本】(外部リンク)