病院ブログ

第36回上天草総合病院学会を開催して

2月3日 上天草総合病院の6階講堂において「第36回上天草総合病院 院内学会」が
開催されました。病院スタッフ、看護学生、院外の方をあわせて170名が参加されました。

講演の演題は17題で3つのセッションに分けて発表されました。
最初のセッションは診断が困難であった日本紅斑熱、日本紅斑熱の治療の実態、
三次元CT画像が有用であった眼窩異物の摘出、約4年間の手術データーによる
白内障と翼状片の同時手術での
TIOLの適応、龍ヶ岳地区の生活コディネーターの
役割についての発表がありました。

二番目のセッションは眼科外来手術出しのマニュアル作成、高齢者で肺炎を繰り返し
入院される患者の口腔ケア関する実態及び問題点、オムツの種類の変更により排泄物モレを
少なくし介護者及び患者さんのオムツ交換の負担軽減、転倒転落の状況や時間帯の分析、
地域包括ケア病棟における退院支援の取り組み、自己管理が難しい慢性心不全患者に対し
訪問看護導入効果の報告がありました。

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 コーヒーブレークの後、3番目のセッションでは、和田先生による恒例の都市伝説の
解明シリーズ第3弾・血液型のあるある、きららの里利用者のトイレにポスター使用により
トイレ汚染の変化、がんリハビリ開始による作業療法士及び看護師の実施状況と報告、
リハビリ後にBCAA摂取により筋力や検査値の変化、第2回目の上天草け~な
健康フェア開催の報告と今後の展望、今回も外部より熊本大学薬学教育部より
Amakusa Medical Students(AMS)の活動報告がありました。

院内学会の感想としましては、「各分野での頑張っていることがよくわかる
機会だった」、「毎年内容がある(深い)学会になっている」、「院内のスタッフが
発表を行い、そのバックアップを各Drがされているので、学会として非常に面白く
施設全体して盛り上がりすばらしい学会だった。県内に向けての情報の発信をすると
もっと患者さんの治療満足度が上がるのでないかと思い、聞いていてワクワクした。
今後も続けて開催されることを期待します」とご意見をいただき大盛況にて終えることができました。

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上天草市立上天草総合病院