今年度2回目となる、上天草総合病院地域連携会議を、平成29年9月21日19時から、
上天草総合病院6階講堂で行いました。
今回は姫戸・龍ヶ岳地区、天草地区の医療福祉関連施設の方々を対象に、
医師や薬剤師、看護師、介護支援専門員、相談員および上天草市福祉課からと
多職種の方々に参加して頂きました。
最初に、当院の地域包括ケア病棟が発足して1年経過したことから、
「地域包括ケア病棟の経過報告」を担当相談員の東矢が報告を行いました。
ケア病棟への入棟は、ほとんどが当院の一般病棟からで、
他院からの転院も数例あったこと。退院した9割の方が自宅退院であったこと。
退院前のカンファレンスや自宅改修のための訪問を行っていることなどが発表されました。
続いて、参加者全員が自己紹介を兼ねて、日頃、当院や地域に対する連携についての
感想や要望を述べて頂きました。
その中で、「病院外での看取り」が地域連携の主要な問題、との指摘があり、
施設における家族との話し合いや、ICTネットワークによる情報の共有化、
遠隔(離島)での死亡確認に関することも討議され、さらなる学習が必要と思われました。
その後、各施設の利用状況(空き状況や待機状態)を報告して頂き、
今回の連携会議を終了しました。
昼間の仕事の後にも拘わらず、多くの方々にご参加いただきました。
有意義な時間となりましたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回は、平成30年1月18日㈭(19時から20時まで、当院6階講堂)を予定しております。
事前にご案内申し上げますので、ご参加のほど、よろしくお願いします。
(M.H)