高齢化率34%の上天草市にある上天草総合病院は、褥瘡発生リスクの高い患者さまが多く入院されます。そこで、発生要因を正しく評価し、リスクの高い患者さまには、発生を回避できるようチームが早期より介入することで発生予防したり、軽症のうちに発見・治療して悪化を減らすことが重要です。
チーム定例会 | 毎月第2週 木曜日午後 |
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定期回診 | 毎月第2・4週 木曜日午後 |
院内勉強会 |
年2回 (講演会の開催など近隣の医療介護の関連施設にも案内) |
定例会では全体的統括、フイルムカンファレンスにて検討会を行っています。回診対象者は褥瘡保有患者さま全員で、外科医師を中心に、ベッドサイドで処置・ケアを行い処置方法などの見直しを行っています。また栄養の介入が必要な場合は、NST(栄養サポートチーム)につなげています。予防については、各病棟におけるリスク評価、ポジショニングの実践・適切な体圧分散マットレスの選択などが求められます。褥瘡対策チームは、回診を行い病棟スタッフと話し合いながら、より実践的な褥瘡予防対策できるよう褥瘡発生0(ゼロ)をめざしがんばっています。