日本紅斑熱のホームページにおいでいただきありがとうございます。
上天草総合病院は、上天草市の東南部に位置しており、八代海に面した自然豊かな病院でございます。2006年より突如病院周辺の地域に日本紅斑熱に罹患される患者さんが増えました。全国的に増えてきている病気です。
日本紅斑熱はRickettsia japonicaと呼ばれる病原体を持ったマダニ類に吸血されることで発症する疾患で、発熱や全身の紅斑などの症状と刺し口を認めます。熊本県では2002年八代地方で1例報告された後発症がなかったのですが、2006年より熊本県天草上島地域で多発しています。診断や治療の遅れで死亡することのある疾患で、感染症法にて4類感染症に指定され届け出の義務があります。
多くの方に、疾患を知ってもらうことで、診断や治療がスムーズに行くように当ページを立ち上げました。少しずつ更新追加などを行っていきます。講演会や市の広報・防災無線などで随時情報も流していきたいと思います。もしも発病されましたら、スタッフ一同、安心・安全な医療を提供できるように医師・看護師・検査技師及び天草保健所・熊本県環境保健科学研究所と連携して万全な環境でお待ちしております。
内科部長 和田正文
平成30年3月29日、第91回熊本医学会・県医師会医学大会が熊本大学生命化学研究部付属 臨床医学教育研究センター 奥窪記念ホールに於いて開催され、当院の和田正文診療部長が熊本医学会奨励賞〈社会活動部門〉を受賞し講演されました。この賞は、熊本大学関連病院長が候補者を推薦し、教授会にて審査され授与される栄誉ある賞です。
和田先生のご研究は
です。