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〒866-0293 熊本県上天草市龍ヶ岳町高戸1419-19

ボツリヌス毒素(ボトックス)療法について

 1984年、熊本名産の「からしレンコン」をお土産に買って帰った方たち

の11人が食中毒で亡くなるという事件が起こりました。原因はボツリヌス

菌という細菌の毒素による呼吸筋麻痺でした。当時はお土産用のからしレ

ンコンの中には真空パックしてあるものがありました。ボツリヌス菌は酸

素がないところで繁殖するという性質があるため、真空パックによってか

えってボツリヌス菌が増えて毒素がたくさん作られてしまったのが理由で

した。

      

      顔面痙攣         上肢・下肢痙縮

 このボツリヌス毒素が持つ筋肉をマヒさせるという作用を逆手にとって

治療に使おうというのがボツリヌス毒素(ボトックス)療法です。現在、

健康保険適応とされている疾患には眼瞼痙攣・片側顔面痙攣、斜視、痙性

斜頸、2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足、上肢痙

縮・下肢痙縮があります。収縮して硬くなってしまった筋肉にボツリヌス

毒素を注射してほぐしてあげるというのが治療の原理です。

 本来毒である薬剤であるため、使用にあたってはそれぞれの疾患ごとに

講習を受け認可を受けた登録医のみが注射できることになっています。上

天草総合病院では現在4名の医師が登録医となっており、治療できる疾患

は医師ごとに下記のようになっています。外来診療日がそれぞれ異なりま

すので、注射を希望される患者さんは担当医の診療日をご確認のうえ、受

診されてください。なお、健康保険適応外となる顔のしわ取りやワキガの

治療は行っておりません。


医師 治療できる疾患
竹下 哲二
眼科
眼瞼痙攣・片側顔面痙攣
斜視
福田 誠
外科
上肢痙縮・下肢痙縮
溝部 孝則
内科
上肢痙縮・下肢痙縮
痙性斜頸
眼瞼痙攣・片側顔面痙攣
上原 悠輔
整形外科
上肢痙縮・下肢痙縮
痙性斜頸